Review:Clariel Chapter6
Chapter6
tea and arguments
もう正直、早く日本語訳で読みたい気持ちでいっぱいだが、翻訳発売の情報が検索しても出てこない。ご存知の方、そっと教えていただけるとありがたい。
以下ネタバレ注意!
あらすじ
お茶の授業が続く。
そして、授業後、Clarielに、放課後話したいことがあると持ちかける人物とは。
感想
お茶の授業の続きである。
興味を持ったのは、ティーサービスの方法だ。
地位の高い人から自分が良い・味方だと思う人についであげ、つがれた人が、次の人についであげるというスタイルなのだ。
これで、人間関係を示したり、探りを入れたりするという、高度に政治的な儀式ではなかろうか。
とんでもなく面倒臭そうな様式である。
さて、お茶の授業中、チャーターマジックを使うのは、召使だけだ、というセリフが教師から出る。
いやいやいや、チャーターといえばサブリエルもそのおかげで何度身を救われたか知れない素晴らしいものではないか!と思う。
それにしても、表向き、チャーターは習得するには複雑で時間がかかり、失敗した時のリスクが高いから流行してないといいながら、本当のところは、チャーターを背景に持った王家、ともに連なる、Abhorsenなどの勢力を徐々に削ごうとする勢力の示唆ではないだろうか。
その点は引き続き注目しながら、読み進めて行くことにする。
登場人物
- Master Fincher
- 勘定の先生
地名
特になし