かんがえごとの垂れ流し

主に諸々の感想

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

エンデと物理学「ものがたりの余白」

(はてしない物語より引用) 「造ったから、それははじめからそこにあった」(シリルの物語より引用) 「探したから、それははじめからそこにあった」エンデの物語は、「ものがたりの余白」にて、自身が説明する通り、子どもが好む遊びが尽くされた芸術であるが…

2015年6月読み終わった本

やがてヒトが与えられた時が満ちて… 池澤夏樹 テーマ 人工衛星都市に住む主人公を通して、人類の行き着く先のひとつを描く ポイント 主人公のみょうに冷静な視点による淡々とした描写が面白い。ラストはすっきりしない。謎は解かれぬままのため。自分で思弁…