かんがえごとの垂れ流し

主に諸々の感想

Review:Clariel Chapter3

Chapter3

plots and machinations

第2章に続き、第3章も比較的サクサクと進められた。この調子だ!しかし、唐突に、他の趣味にもとっかかり始めてしまい、そちらにも時間が割かれている。自分が二人いればいいのに。

以下ネタバレ注意!

あらすじ

Robanから伝えられた情報は、Clariel自身に関わる評価と、母Jacielとギルドマスターとの関係、Clarielに害なす者についてだった。
そして、Clarielは真偽の程を確かめようと父から話を聞こうとするのだが、大げんかをしてしまう。

感想

Robanは、ギルドとClarielのどちらの味方なのか、測りかねつつ読み進めているが、とにかく、Clarielは故郷の森が恋しいようだ。

そして、親子関係は難しいものだ。
親は、大変な苦労をして自分でない存在である子面倒見ており、その見返り(親から見て子が幸せになることと同義)を得るまで手放したくない。
子は、自分の人生は自分のものであり、親に決められたくないと思う。でも、親からの安心や親の承認も求めたい。
うーん。
これって遠大なテーマではなかろうか。

ちなみに、Clarielの母Jacielは、とにかく自分の仕事にばかり専念し、育児や家事、商売のあれこれ、組織との関わりには興味がない様子。
しかし、今回都に来たのには、母Jacielの大きな野心があるのかもしれないと匂わせておきながら、やっぱり、母は金属細工にしか興味がないように思わせたり、ガース・二クスは匂わせるのが好きだ。
今後、母Jacielが何を考えているか?も大きなポイントになりそうだ。

登場人物

Aronzo
Kilpの息子
Gullaine
ガードマンの長

地名

特になし