かんがえごとの垂れ流し

主に諸々の感想

2015年7月読み終わった本

大地の子エイラ(上)

ジーン・アウル

テーマ
クロマニヨン人の主人公がネアンデルタール人の一族に拾われて生活する
ポイント
遥か昔の人類の暮らしをまるで見てきたかのように詳細に描く。そこまで複雑な表現手段をもたない彼らは、かえって人間ドラマの根本をシンプルに見せてくれる。

グズをなおせば人生はうまくいく

斎藤茂太

テーマ
行動の先延ばしを改めることで得られるメリット
ポイント
優しい語り口で、グズの良くないところを諭し、具体的対策法も教えてくれる。

ものがたりの余白

ミヒャエル・エンデ

テーマ
エンデが語ったこと
ポイント
エンデの物語とはどんなものか、エンデの死生観。余白こそ真実である。茶碗、車輪、庭。